佐久総合病院映画部が製作した作品の他、報道機関・映像プロダクションが製作した作品を含めたおよそ50タイトルと、映画部が記録した約20万フィートのネガフィルムをクリーニングにかけ、年代別に整理する。
整理されたフィルムをデジタルビデオに変換。
さらに、記録映像を確認し内容毎に分類整理する。
全ての映像をデジタルデータにしてハードディスクに保存する。そして、その映像を誰もがいつでも見られる<現代のツール>として機能するようにデータベース化し、映像アーカイブを佐久総合病院内に設立する。
アーカイブ化された映像作品は、医療現場のドキュメンタリーであり、結果として農村が抱えている諸問題の深層を捉えている為、佐久地域だけではなく普遍性を持った全国的、あるいはインターナショナルな「地域社会への問題提起を包含」している。その為、この映像アーカイブは全国の医療従事者、福祉関係者、学術関係者、地域医療や福祉を目指す学生にとって非常に示唆に富む内容になる。ここに映像アーカイブ公開の意義がある。
公開にあたって、映像アーカイブの存在を当ウェブサイトから発信し、映像作品リストとサンプル映像を公開する。また、恒常的な活動運営によって広範な人的・地域的なネットワーク構築へと結びつけていく。
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