私は、就職をしてから内科 外科病棟を経験させてもらい、TCUへ異動し、その後は無我夢中??で仕事をしていたように思います。
そんなとき、師長から「ドクターヘリが始まるけど、やってみる気はある?」と言われました。「えっ、わたし?」と思いましたけれど、「はい」と返事をさせてもらいました。
正直ドクターヘリがどのようなものなのが知らないままの返事でした。(あのときは、我ながら無鉄砲だったなと感じています。)
そんなこんなしているうちに、すでにドクターヘリを運行している大学病院へ2日間の研修にでかけました。本当にえらい所にきた−って…
2日間の研修のうち私は、1度ヘリに乗る経験をしました。まず、ヘリコプターに乗るのが初めてでとてつもない緊張。そして怖い!
つかまるところを探し扉へ、そのときフライトドクターから「あっそこは…」と言われシートベルトにしがみつき出動。ちょっとしたパニック状態そんな感じで実際に現場へ行き見たものは、救急車内で医師と看護師2人が、傷病者の状態を知り、それに対して処置。傷病者に常に声をかけ、傷病者の状態にあった病院の選択を他の救急隊と連携し決め、病院まで搬送というものでした。
この経験した時間はあっという間の時間でしたし、私には衝撃的でした。
今まで、病院の中しか知らなかったため「私って今まで何を見てきたのだろう」と感じました。
研修の後は医師と看護師でヘリ内に乗せる医療機器の勉強会や、記録用紙、チェックリストの作成などなど、めまぐるしい毎日で運行が始まりました。
実際に出動し感じたことは、あまりにも知らないことが多かったということです。その中で子どもの急変に出動したことがありました。しかしほとんど小児に対しての知識がなかったため戸惑いが多く、悔しく感じちょっと泣いたこともあり、病棟の方の協力で小児病棟で1週間だけでしたが研修させていただきました。少しずつですが、小児に接する怖さがなくなってきたように思います。この経験は、私にとってとてもよがったように感じます。いまだに何かあると相談していますが…。
出動したあとは自分の活動について、フライトドクターと振り返りをします。こんな病状が出てた病名はなんだろう、何が原因だったのだろうがなど話し合います。ナースは傷病者だけでなく、家族への対応についても話し合いをしています。
他のスタッフと話をすることで、いろいろな意見が聞けそっが″と思うことがたくさんあります。
また、ドクターヘリを始めてからは、特にその後のTCU、病棟での看護の重要性がわかり始めました。まだまだいろんなことを覚えていきたいと思っています。
まとまりのない話でしたが、こんな私がやっていられるのはいろいろな方の協力があるからだと実感しています。私ももっと頑張っていきたいと思っています。
皆さんこれからもよろしくお願いします。
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