看護部概況

看護師集合写真

統括看護部長からのメッセージ


平成26 年の病院分割・再構築による機能分割で、佐久総合病院グループは3 つの病院を中心とした医療を提供するようになりました。
佐久医療センターは三次救急や専門的な治療を中心とした医療に、一方の佐久総合病院(本院)と小海分院は保健・医療・福祉・介護を中心とした地域医療に取り組んでいます。その他の診療所や老人保健施設、訪問看護などでは地域に根差した医療を展開しています。
病棟ではすべての職場でPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入しています。パートナー同士が対等な立場で、互いの特性を生かし、相互に補い合う質の高い看護を提供しています。
施設ごとに担う役割は違いますが、それぞれの専門性を生かし、「農民とともに」の精神で地域のニーズにお応えできるよう取り組みを続けてまいります。
地域の皆さんに信頼される看護を提供するために人材育成は要です。当院の教育は一人ひとりが職業人として、組織や地域の期待する看護師像に近づけるような能力開発を目指しています。また個人のライフサイクルを考えながら、自己実現をサポートしています。
自分のやりたいことを実現できる場で、看護を楽しみませんか。

佐久総合病院の看護理念

私たちは佐久総合病院理念に基づき、農村および地域の尊い生命と健康を守り、すべての人々がその人らしく明るく生きられるように、看護をつうじて援助します。

2021年度 佐久総合病院グループ 看護部方針

看護部イメージ01

1 専門性を高め、それぞれの施設の役割に沿った質の高い看護を提供する
2 専門職として自己研鑽に努める
3 病院経営の健全化に組織の一員として参画する

2021年4月1日  統括看護部長 細萱 信予

○佐久総合病院グループ 看護目標

1 安全で質の高い看護を提供する
2 人材育成と自己研鑽の推進を図る
3 働き方改革を推進し、働きやすい職場づくりを目指す
4 看護の専門性を発揮して、病院経営に参画する
 

2021年4月1日 佐久総合病院看護部長 細萱 信予
 

看護部長からのメッセージ

佐久総合病院本院看護部長 細萱信予

臼田の病院を私たちは通称「本院」と呼びます。
本院は病床数が309 床で一般病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟、精神科病棟や人間ドックで構成されています。住み慣れた場所で最後まで暮らしたいという方の思いに沿えるよう、地域の皆さんに信頼される医療を多職種チームで行なっています。地域では48人の訪問看護師、18人のケアマネジャーが活躍しています。老人保健施設や宅老所もあります。
健康管理センターではさまざまな地域へ健診に出向き、地域の健康管理のお手伝いをしています。
また国際保健医療科の活動も活発です。JICA ボランティアへの現職参加も認められています。国際保健医療に興味のある方は訪れてみてください。
とにかくいろいろな職場があります。自分の夢やライフワークに合わせた仕事を選ぶことが可能です。2019年3月にすべての再構築が完了しました。
新しい環境のなかで一緒に地域に根差した医療を実践してみませんか?

佐久医療センター看護部長 堀内清美

佐久医療センターは救急・急性期医療、専門医療を担う地域医療支援病院です。救命救急センター、脳卒中・循環器病センター、がん診療センター、周産期母子医療センター、高機能診断センターの5つの機能があり、専門性が高く患者さんを中心にさまざまな職種でチーム医療を行なっています。また、高度な診断機器を備え、近隣の医療機関からの検査の紹介も受けています。

地域住民の皆さんが安心して暮らすことができるように、救急医療の提供や地域の医療機関との連携を強化して地域医療支援病院の役割を発揮しています。そして「農民とともに」の理念の下、患者さんの立場を尊重し、満足していただける思いやりのある看護を実践しています。

教育面でもクリニカルラダーを充実させ、豊かな人間性を備えた地域に貢献できる看護職員の育成を目指しています。20名以上の専門・認定看護師やそれぞれの学会認定の資格を取得した看護師が、モチベーションを高く持ち活発に活動しています。

働く環境も整え、やりがいのある働きやすい職場づくりを目指しています。皆さんも一緒に魅力ある病院でチーム医療を実践していきましょう。

小海分院副看護部長 伊井友子

小海線のディーゼル列車がカタコトとのどかな音を響かせます。八ヶ岳の東側に位置する、千曲川源流近くの自然豊かな地に小海分院、小海診療所、老人保健施設こうみがあります。

小海分院は、南佐久南部唯一の入院施設として、いのちと暮らしを守る活動をしています。救急から在宅まで幅広くみることができることが魅力です。

小海診療所は、在宅支援診療所として訪問診療を展開し、併設された訪問看護ステーションとともに、住み慣れた地域で暮らすことを医療と看護の側面から支えています。

老人保健施設こうみは入所や通所によって、介護者を支える大きな力となっています。

患者さんののぞむ暮らしの実現のために、つなぐ看護を展開する小海3施設で一緒に働きませんか。