地域医療部後期研修プログラムが信州型総合医養成プログラムに認定されました。

当院の地域医療部(総合診療科)後期研修医プログラムが信州型総合医養成プログラムとして認定されました。

 

信州型総合医とは

訪問診療の様子
訪問診療の様子

「信州型総合医」とは、日常的に頻度の高い疾病や障害に対応できる能力に加え、信州という山に囲まれた広い県土のなかで、健康長寿県に相応しく、健康問題(予防医学・健康増進)から多種多様な医療ニーズ(へき地医療、山岳医療ほか)に的確に対応できる中核病院や医師不足病院で総合診療を行う医師をいいます。

 長野県内では、医療の高度化や医師の地域・診療科の偏在により、医師不足が顕在化しています。また比較的医師が充足されている中核病院でも、勤務医の負担が増大しています。
 このような問題に対応するためには、幅広い診療を担える医師として中核病院や医師不足病院で総合診療を行う医師(「総合医」)を養成することが必要であるとして、県は信州型総合医の養成に関する認定基準を設け、今年度より医療機関が申請した物の中から、該当する医師の後期研修プログラムを信州型総合医養成プログラムとして認定をはじめました。
 

地域医療部(総合診療科)後期研修プログラムについて

地域医療部(総合診療科)後期研修プログラムはプライマリ・ケア連合学会の認定も受けており、3年間の研修終了後に家庭医療専門医試験の受験資格を得ることも可能です。