分院長からのごあいさつ
佐久病院開院後10年の昭和29年に、小海診療所が開設されました。同じ年に小海赤十字病院も開設され、半世紀を経た平成15年4月に佐久病院小海分院に移管し、南佐久南部5ヶ町村から大きなご支援を頂き、平成17年7月に新病院が開院致しました。八ヶ岳を望み、千曲川河畔に建つ、四季折々の景色が目を楽しませてくれる明るい病院です。 南部地域は、過疎化、高齢化が進んでいますが、農業に従事する方々が多く、共同体意識も残り、人々の交わりも緊密です。小海分院は、南部地域の中核病院として、地域の皆様との交流を大切にして、地域に密着し、佐久病院・佐久医療センターと協力して、地域のニーズに応える医療を展開していきます。小海診療所、国保診療所、千曲病院、近隣医療機関との連携を緊密にし、特養のべやま、老健こうみ、広域美ノ輪荘などの福祉施設、自治体の方々との協力体制を強め、『南部モデル』というべき医療・福祉・介護のネッワークを構築し、南部地域の方々の健康と暮らしを守るお手伝いをしていきたいと思っています。
佐久総合病院 小海分院
院長 山口 博