信州発、国際医療支援フレーズ集作成へ

佐久総合病院ではJICA駒ヶ根訓練所と協力し、海外の大規模災害時に、緊急医療支援団体の現地での活動をサポートするための「国際医療支援フレーズ集」を作成しました。
問診、身体診察、検査指示、診断、処方といった場面ごとに頻用する医療フレーズをまとめ、ネパール語、シンハラ語(スリランカ)、ベンガル語(バングラデシュ)版の3言語で作成しました。200以上のフレーズに加え、「熱はありますか?」「レントゲン検査が必要です」「点滴が必要です」などの特によく遭遇する場面を30ほど取り上げ、イラストを加えて文字が読めない方にも対応できるよう工夫しました。
医療通訳の数が不十分な混乱した現場で診療の流れをスムーズにする効果が期待できます。また被災者に対し母国語で接することで、安心感や、救援チームに対する信頼にも繋がるのではないかと、「コトバの力」にも期待しています。また国内の在住外国人へ活用も想定しています。
フレーズ集の活用をご希望の医療機関もしくは医療従事者の方には無料でPDFデータを提供いたします。ご希望の方は下記までお問い合わせください。
 

駒ヶ根青年海外協力隊訓練所
  TEL:0265-82-6151     E-mail:jicakjv-pdt@jica.go.jp (@を半角に変えてください)
佐久総合病院秘書広報課 
  TEL:0267-62-8181   E-mail:sakubyoin@sakuhp.or.jp (@を半角に変えてください)

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