佐久総合病院 本院

佐久総合病院 関 真美子 看護部長 メッセージ

 佐久総合病院本院は、地域の皆様が住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるよう、地域に根ざした保健予防、医療、福祉を展開しています。分割再構築後病院は小さくなりましたが、コンパクトになった分職員間のコミュニケーションが、今まで以上にとりやすくなりました。多職種が連携したチーム医療を更に推進して行きます。患者様一人一人を大切に、地域との連携を密にして、丁寧な看護を心がけて参ります。

 当院は地域の健康管理から、在宅医療、訪問看護まで幅広い医療を行っています。また今年から地域医療、国際保健の担い手となる看護師を育成するGLOWの提携病院となりました。地域医療や国際保健に興味のある方は、是非当院を訪ねてみて下さい。お待ちしております。

看護部長室

 看護部長室の構成メンバーは看護部長1人、副看護部長3人、事務1人の5人で構成されています。副部長はそれぞれ外来担当、病棟担当、精神科・老健・その他部署に分かれ、師長を始めとする全看護職員をバックアップしています。また教育、労務、総務なども横断的に管理できるよう、お互いを補完しあっています。病院再構築もいよいよ本番で、平成28年度に新棟が完成予定です。それに向け職員一丸となって準備して行きます。

一人ひとりの患者様を大切に、地域のニーズに沿った看護を提供できるよう日々努力して行きます。部屋の照明も明るくしました。気軽にお立ち寄り下さい。

臼田よいやさ祭に参加しました

外来1階

 1F外来フリーアドレスには,内科・脳神経外科・神経内科・整形外科が含まれます。そのほか健康診断・予防接種・2次健診の対応をしています。検査処置部門ではCT・MRI・内視鏡・透視室検査・採血・外来化学療法などを実施しています。総合診療科では、予約患者さま・内科の新患対応・HIV診療・昼間の救急対応を行っています。

 皆さんに安心して診療、検査、処置を受けていただけるように、スタッフ全員で連携を行い、質の良い看護を提供出来るように日々頑張っています。

 

外来2階

  本院外来2階は、耳鼻科・外科・形成外科・皮膚科・小児科・精神科・心療内科・泌尿器科・眼科の専門部門の外来があります。

 診療日や外来の様子でスタッフがシフトしているので、担当科も2科から4科を受け持っています。まだ分割後間もないので、慣れないことばかりですが、みんなでカバーし合っています。なんと言っても、ベテランぞろいですので、安心して受診でき相談にも乗っています。
困ったことがあれば、いつでも誰にでもご相談下さい。

 熱いパワーで日々頑張っています。

南病棟

 当病棟は、眼科、総合診療科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科の混合病棟で、定床は40床です。腹膜透析の患者様の指導に関しては専門的な知識・技術が必要とされ、日々学習に励んでいます。また、スタッフは幅広い年齢層で、新人もベテランも一緒に二人三脚で、日々前向きに業務に取り組んでいます。各科の医師や他職種とのカンファレンスにより情報を共有し、退院調整にも力を入れています。改築された新病棟で、大きな窓から山々や空を眺め四季を感じながら患者様を大切にした看護を提供したいと考えています。

4階東病棟

 当病棟は、外科・泌尿器科・腎臓内科・皮膚科・歯科口腔外科・胃腸科・総合診療科の定床38床の混合病棟です。医療センターとの連携を図りながら退院調整にも力を入れています。また、スタッフは幅広い年齢層で構成されています。新人もベテランも(達人と呼ばれるNs)一緒に日々前向きに看護を提供しています。医師も各科でいますので、コミュニケーション能力を高めるにはもってこいの病棟です。

5階東病棟

 神経内科病棟では、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、多発性硬化症などの方が入院しています。診断、治療はもとより、機能障害から徐々に寝たきりになることによる合併症の予防を行いながら、その人らしい生活が送れるような援助を心がけています。また、神経難病で在宅生活を送っている方のレスパイト入院(家族の休養目的)を計画的に受け入れています。

 リフレッシュ・誕生日休暇を計画的に取ることで、心身共に充足を図り、生き生きと働くための原動力にしています。また、ボーリング大会などイベントを計画して、スタッフの親睦を深めています。

6階東病棟

 みなさんこんにちは。6東病棟は在宅後方支援病棟として機能しています。 「ひとり一人にあった療養出来る場所」を医師、看護師、介護福祉士、医療相談員様々なメンバーがチームとして働いています。特に介護福祉士は病棟スタッフの40%を占め、その方にあった環境の提供・自宅での介護指導を行っています。介護福祉士が病院で働ける貴重な病棟です。
看護師も「ベテランの懐」「新人の発想」で日々奮闘しながらも明るく働いています。今後も少しずつではありますが何事にも前進して行きます!

成人病棟3階

  回復期リハビリテーション病棟は、脳梗塞や骨折などで急性期を過ぎ、疾患により起こった障害に対してリハビリテーションを強化して行っています。年齢層は高齢者から若年者と幅広く、また、合併症などもあり、疾患も多方面にわたっています。多くの職種(医師、看護師、介護福祉士、リハビリテーションスタッフ、ソーシャルワーカーなど)が患者様一人一人に対して地域と連携し、在宅復帰をめざして支援を行っています。季節に合わせ作品を飾ったり、行事を行ったりリハビリの時間以外の過ごし方や患者様との交流も大切にしています。

精神科病棟

 佐久総合病院精神科病棟は、患者様一人一人がその人らしい生活をおくれることをめざし、看護を行っています。そのため、時には一緒に外に出かけることもあります。そこでは、病棟内ではみられない患者様の表情をみることができ、私たちが癒やされることもあります。

 

 平成26年2月に現在の場所に引っ越し、病棟・精神科デイケア・訪問看護ステーションが同じ建物に集まりました。今までより、地域と病院が一体となって患者様の生活を支えることができるようになりました。これからも職員はもちろん、患者様をまじえた連携・コミュニケーションを図っていきたいと思っています。

認知症デイケア

 在宅で生活している認知症の方が対象で、登録者は約30名。一日10~15名の利用があります。認知症のお年寄りが安心して生き生きと過ごすことが出来るよう、家庭的な環境を提供しています。また、介護負担を少しでも軽減できるように、連携を取りながら家族支援を行っています。介護保険では限度額を超えてしまい通所を利用できない方などは、医療保険なので利用できます。スタッフは、みな明るく大らかで優しい看護師、作業療法士、介護福祉士、助手が全員で関わり、個別性を重視したケアをおこなっています。

透析室

血液透析から腹膜透析、腎移植後の患者さんまで、約150名の患者さんの外来、治療看護を行っています。透析治療は、腎移植をしない限り一生治療を続けなければならない為、身体ケアとともに精神的ケアがとても重要です。個人の生活スタイルに応じたサポートを考え、快適な治療環境を提供できるように心がけています。平均年齢65.5歳と高齢化が進み、治療及び通院手段など、地域ケア科、訪問看護ステーション、介護タクシーなどと連携を密に取っています。
また、軽井沢など避暑地より臨時透析を希望される患者さんも積極的に受け入れています。
 

人間ドック

  ドックは日帰りドックと一泊ドックがあり、年間13000人の方が利用しています。  ドックは、自費診療のため、各種検査場所での待ち時間の短縮や精度の高い検診の提供はもちろん、受診される方への丁寧な接遇に心がけています。 また、日々の検診業務だけでなく、保健師職能の専門性を共有し、職員全員で、受診者の健康不安に対する相談や、健康情報の提供を積極的に行っています。特に一泊ドックでは、健康に関するイベントの企画、運営、ミニレクチャー、健康教育媒体の作成、季節ごとの快適な環境づくりなど、楽しく取り組んでいます。また、毎年テーマを決めた研究活動にも取り組んでいます。
 ドック内の活動は、チーム活動を基盤に自主的な運営がされています。チームリーダーを中心に、チーム内の仲間同士のつながりが円滑で、お互いが成長できるような職場づくりを目指しています。現在、若さにあふれた、活気のある職場で奮闘中です。

手術・疼痛管理センター

  2014年3月に分割移転後本院機能の手術室・日帰り手術センター・術前検査センター・麻酔科外来が一つとなって発足した新しい職場です。局所麻酔手術を中心とした周術期チームです。まだまだ不十分ですが看護師12名、看護助手3名、DA 1名に麻酔科部長1名が加わり17名でがんばっています。

 

 

看護の質を落とさないようまた、患者様に安心して安全な医療が提供できるように日々健闘しています。

地域医療連携室

  本院の地域医療連携室は、総合相談センター内に設置をされています。保健師・看護師・事務の4名の体制で、患者様の受診予約・紹介・転院・退院に関するご相談・調整を行っています。また、医療と介護の連携の窓口としての活動も行っており、地域から病院、病院から地域へと切れ目なく医療や介護が継続できるようお手伝いをしています。

健康管理センター

 健康な地域づくりを目指して診療圏及び長野県下の保健予防活動に取り組んでいます。現在、年間7万人台の地域の皆さんに集団健康スクリーニングや各種がん検診を受診していただいています。あわせて特定保健指導・健康教育・健康学習会、そして地域の皆さん自らの健康を守る活動のお手伝いやJAグループとして健康づくりセルフチェックによる「100歳まで農作業で健康づくり」活動の普及にも取り組んでいます。

地域ケア科

 地域ケア科は訪問診療、訪問看護ステーション、居宅療養介護支援事業所、宅老所、地域包括支援センターのそれぞれの部署に約100名のスタッフが所属しています。地域の様々な事業所と連携をとりながら、地域の方が安心して在宅生活を送れるよう支援しています。訪問診療、訪問看護は24時間365日訪問できる体制をとっており、癌のターミナルの方をはじめ医療依存度の高い方でもご本人、ご家族の「自宅で過ごしたい」「自宅で過ごさせたい」思いに寄り添い、その人らしい生活が送れるよう個別性に応じた看護・介護を心がけています。入院される場合は在宅から入院、入院から在宅への情報提供をスムーズに行い、継続した看護・介護が出来るよう病棟との連携にも積極的に関わっています。患者様は高齢の方が多く、お看取りも多いですが、人生の集大成の時期に関わることが出来るとてもやりがいのある職場です。

佐久老人保健施設

 1987年に全国7モデル施設の内のひとつとして開設。病院併設型の老健でしたが、20139月病院より1.5kmほど離れた場所に移転。北は浅間山、南は八ヶ岳を望む静かな田園の中、1階デイケア・2(54)3(40)からなる施設です。佐久病院との連携を図りながら「ケアサービス施設」「通過施設」「在宅ケア施設」「地域に根ざした施設」の4つの機能を担います。利用者の尊厳を守り安全に配慮しながら、他職種との連携を図り、生活機能の維持・向上を目指して総合的に援助をしています。また、介護福祉士有資格率は100%でケアの充実につながっています。

  • 佐久老健2階
    佐久老健2階

  • 佐久老健3階
    佐久老健3階