小海3施設

小海 小林副看護部長 メッセージ

 本院から13Km南に位置し、東で千曲川と相木川が合流し、西には雄大な八ヶ岳連峰が望める景観を有する小海分院は、「やさしさ・安全・信頼・憩いの病院」を目標としています。

医療・福祉を通して地域の方々の健康と暮らしを守り、そのひとがどこで暮らしても笑顔で満足できるようにと考え日々活動しています。

 

小海分院1階

 

 医療センター・本院と連携し、南佐久地域の救急医療を担っています。診療科は内科・外科・小児科を中心に行っています。「地域に開かれた病院」として、いつでもアットホームな優しい看護をこころがけています。
 
 

小海分院2階

 《およりなんし》
 地域に根ざした保健、福祉・予防活動を行っています。年間1,000件の検診、人間ドックを行いながら学校検診、小児の予防接種なども行っています。さらには地域の健康祭り、小海分院主催のゲートボール大会など地元の住民の方々と明るく、楽しく交流会が盛んに行われています。
 
  《透析室》
 本院のサテライト透析として年間5,000件の血液透析を行っています。夏季は避暑を目的とした県外者の方の受け入れも積極的に行っています。透析室の窓は自然な採光を大きく取り入れるように設計されており、部屋から四季折々の変化を楽しむことができ、絶好なロケーションです。

小海分院3階

 小海分院の3階は、一般病棟が42床、亜急性病床8床の計50床の病床数です。 個室14室、4人部屋9室で明るい療養環境の中で患者・家族・職員が安全かつ安心できる病棟環境作りに努めています。
 地域密着型で入院は南部地域の90歳以上の高齢者の方が多く、脳血管疾患、肺炎、透析、癌の末期の緩和ケアなど一般内科、骨折の手術後のリハビリ、内痔核等の外科の患者が多い。4階の療養病棟と連携をとりながら特養・老健・自宅へ患者・家族が安心して退院できるよう、院内だけでなくケアマネージャーなど院外他職種とも協力して退院調整を行って居ます。

小海分院4階

 4階は49床の医療療養型病床です。濃厚な医学的管理は要しませんが、入院医療の継続の必要がある患者様を受け入れ、その人らしい生活が送れるよう、適切な医療、ケアサービスを提供しています。そのため介護職が多く配置されています。

 午前、午後のレクリエーションの参加、食事を毎回食堂で摂って頂くなど離床を促し、季節の行事(お花見、夏祭りなど)を通し入院中も季節を感じ楽しんで頂けるよう心がけています。

 また、入院早期から退院後の生活に繋げられるよう院内、地域のスタッフとの話し合いも大切にしています。

小海診療所・訪問看護ステーションこうみ

  小海診療所は昭和29年9月佐久病院付属診療所として開設されました。平成15年小海分院開設に伴い病床は閉鎖し、午前外来・午後訪問診療の体制となり訪問看護ステーションこうみとともに、地域で最後までその人らしく生活できるよう在宅医療支援をしています。
 看護部は各地域包括センター・ケアマネネージャー・社協ヘルパーさん方と連携をとり発信しながら、笑顔あふれる在宅ケアを目指しています。
 またフットケア外来では看護師が技術を磨き、爪トラブルで苦しんでいる患者さんに大変喜ばれています。

老人保健施設こうみ

 平成24年4月1日より、入所59床から80床へ増床、通所は1日20名定員で1階に増築移転しました。冬場の寒さが大変厳しい地域で、高齢者の独居、老老世帯の割合が多く、冬は越冬入所、夏は高原野菜の産地でもあるため、農繁期入所と長期入所の利用者が年に2回大きく入れ替わります。

 季節感を取り入れたレクリェーションの提供以外にも、施設外レクリェーション・月1回の夜間入浴等も積極的に取り組んでいます。夜間入浴日の利用者の方々は、温泉旅館の宴会を思わせる満足された笑顔です。

 介護者とともにやさしく、地域に根ざした施設を目指し職員一同がんばっています。