認定看護師の誕生

看護部教育委員会・竹内玲子

 当院でも何名かの認定看護師が誕生しています。各看護分野の認定看護師専門教育課程の研修を6カ月間終えた後、認定審査に合格し資格を取得しています。また、昨年6月から宣伝・広告規制の緩和によって地域社会に向けて、情報提供の場が広がったため、看護師の専門資格を玄関へ掲示したり、活動の概要をホームページ上で紹介ができるようになり、地域住民や患者様から選ばれるような病院を目指して活動の場が広がっています。認定看護師は実践・指導・相談(コンサルテーション)の役割を担っています。
 専門領域において卓越した看護実践能力を有し、さらに多職種との協働を促進するうえで必要な対人関係能力や管理能力、そして専門領域のケアの質を向上させるための能力を有しています。認定看護師は各病棟からのコンサルテーションをはじめ、より患者様の身近な存在で専門性の高い支援や判断のできる頼りになる存在です。お気軽に声をかけていただきたいと思います。

 今後も認定看護分野の範囲が拡大されています。いずれも、病院から研修費用等の負担をしていただいています。また、看護部では育休明けの復帰支援研修および中途採用職員への再就職支援研修など随時実施しており、認定看護師の活動と合わせ、看護の質の向上に努めています。

 看護師の一人ひとりが看護専門職として、常に最善のケアを提供するために必要な知識、技術、態度の向上を積み上げられるような教育や経験を体系的に行っていきたいと考えています。

研修は病院が全面的にバックアップしてます。

ホスピスケア/小児専門看護/WOC看護などの認定看護師にチャレンジしています

研修の様子