フィリピン・レイテ島台風被害 レイテ分校再建支援のお願い
募金振込先
佐久浅間農業協同組合 佐久総合病院支所
普通 0022647 レイテ分校友の会(レイテブンコウトモノカイ)
背景1:フィリピン・レイテ島台風被害
すでに広く報道されています通り、11月8日早朝から10日にかけて、巨大台風「ハイエン」により、フィリピン中部のレイテ島は甚大な被害を受けました。日本からも国際緊急援助隊や自衛隊が派遣され、緊急支援が始まっていますが、被害の全体像は未だつかめていません。11月16日時点での情報では死者数は3000人を超え、家を失い避難生活が強いられている方々は150万人にも上ります。
背景2:佐久病院とレイテ島の歴史
佐久病院は故若月名誉総長のもと、佐久の地で農村医療に供する人材育成を目的とした農村医科大学構想を抱いておりましたが、医療を巡る様々な社会的な変化によって、ここ日本ではその構想は実現させることはできませんでした。しかし医療人材の海外流失が深刻な問題となっている多島国フィリピンでは、島々で住民とともに地域医療を実践し、地域の健康保健レベルを向上させていく担い手の育成が急務でした。こうして若月が1970年代に夢見た農村医科大学構想は国立フィリピン大学マニラ校レイテ分校という形でレイテ島に結実しました。レイテ分校は地域の保健医療に従事する医師・助産師・保健師を養成する医学校として、これまでに千数百人の卒業生を輩出し、その多くがフィリピン全土で現在も地域住民のために働いています。
そのような経過から佐久病院とレイテ校との繋がりは深く、レイテ校図書館の中にはWAKATSUKiコーナーが設置され、佐久病院の職員の中にはレイテ分校に研修に行った者も少なくありません。今回の台風被害によってレイテ島は全島民の70%以上が被災しましたが、レイテ分校も図書館を含む主要建物が破壊され、教育機能はもちろんのこと、病院としての役割も含めて全てその機能停止しています。
「レイテ分校友の会」Frineds of SHS in JAPAN 設立
上記のような経緯より、当院国際保健委員会では他の団体では出来ない独自の支援として、「レイテ分校友の会」を設立し中長期的な視座に立った支援を行っていくことを決定しました。
現時点では早期の病院機能・学校機能再開に向けた資金援助から始め、今年度中の現地訪問を実施し、支援のニードを探っていきたいと考えています。
募金への協力のお願い
以上の通り「レイテ分校友の会」の趣旨に賛同して下さる方、再建のための募金活動へどうぞご協力をお願いいたします。経済的な支援以外にも様々な支援方法を今後模索して参ります。中長期的な支援においてはレイテ分校に目を置き続けて下さる方々を増やしていくことが一番の支援だと考えております。今後の支援の在り方などにご意見頂ける方、ぜひ下記連絡先までご一報下さい。
また当院HP、Facebook上の国際保健委員会のHPでは随時情報を更新していきます。皆様の関心を留めていただけば幸いです。
<募金振込先>
振込先:佐久浅間農業協同組合 佐久総合病院支所
普通 0022647 レイテ分校友の会(レイテブンコウトモノカイ)
<事務局・お問い合わせ>
JA長野厚生連佐久総合病院 国際保健医療科・ 国際保健委員会・レイテ分校友の会
Tel 0267-82-3131(内線272 秘書広報課 土屋) Fax 0267-82-9602
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