外来

総合診療科

当外来の特徴は、どこの科を受診してよいか分からない患者様の相談・診察、内科の初診、地域ケア科や専門外来との連携・調整など多種多様な働きを持つ外来です。それに加え研修医の教育という重要な役割も担っています。昼間は総合外来と救急車の受け入れを同時に行い、夜間は救急外来として1次から3次救急すべての救急車対応と一般受診者の診察を行っています。

内科

《内科》

内科外来には、診療部門として9つの診察室でそれぞれの医師が専門外来を行っています。そして、外来採血室、内科外来処置室、外来看護指導室の業務を担っています。外来採血室で看護師、臨床検査技師が小児科外来以外の外来採血1日平均350件行っています。また、内科外来処置室では、輸血をはじめ様々な処置を行っています。外来看護指導室では、糖尿病患者を中心とした療養指導を看護師、管理栄養士が協力し行っています。それぞれの職種が連携を図り頑張っています。

放射線・整形外科

《放射線・整形外科》

整形外科は、骨折や腱の断裂のような外傷のほか、肩こり・腰痛・背骨の変形・脊髄神経の障害といった多様な運動器の病気を治す科でもあります。守備範囲がとても広い科ですので、それぞれ専門的な治療が必要です。放射線科外来は照射治療部門と検査部門(RI・CT・MRI・透視)があり、1人ずつ看護師がつき、事故のないように処置・介助しています。

脳神経・神経内・胃腸科

《脳神経・神経内・胃腸科》

当外来は、胃腸科・神経内科・脳神経外科の3科を1単位として構成された外来です。神経内科では、脳血管障害・髄膜炎などの中枢神経感染症や筋萎縮性側索硬化症・片頭痛・眼瞼痙攣などの診断と治療を行っています。脳神経外科は、脳血管障害・脳脊髄腫瘍・頭部外傷など急性期からターミナル期に至る患者様が通院されています。胃腸科では、早期癌の診断・治療、癌化学療法や連日100件を越す内視鏡検査・治療にも関わっています。いずれの科も遠方から通院されている方も多く、少しでも不安なく自宅療養が継続できるよう声がけを心がけています。

形成外・外科

《形成外・外科》

外科
各科の担当医師がチームで手術をおこなう患者さんの診察をしています。ストーマの相談やリンパマッサージは、専門の看護師が専門外来にて対応しており、予約が必要ですが、気軽に声をおかけ下さい。

形成外科
転んだり・切ったり・器械に挟んだりしてできた様々な傷や火傷、床ずれ、動物咬傷、ケロイドやしみ、先天性の奇形(口唇口蓋裂・多指症など)の治療をします。レーザー治療や爪のワイヤー治療もしています。

耳鼻咽喉科

《耳鼻咽喉科》

耳鼻咽喉科の診療範囲は中耳炎、難聴、めまい、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、頭頚部腫瘍(舌、咽頭、喉頭、食道など)など多岐にわたります。当科では、特に副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻内手術と中耳疾患に対する鼓室形成術に力をいれております。従来は鼻の手術といえば痛くて、術後に顔が腫れるなどのイメージがありましたが、内視鏡を用いることにより、極めて低侵襲に行うことが可能になりました。また慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対しては顕微鏡下に鼓室形成術を行い、聴力の改善や耳漏の停止など良好な成績を収めています。

皮膚科

《皮膚科》

月・水・金曜日は午前午後とも一般診療、火・木曜日は午前一般診療、午後手術日となり、外来にて小さな手術や、皮膚の生検などを一日5-7例行っています。病棟往診も多いのが特徴です。
他に、光線テスト・光線療法・液体窒素を使用した凍結療法、ドライアイス療法や軟膏療法と、その指導などを行っています。他院からの紹介も多く、最近ではフットケアにも力を入れています。

小児科

《小児科》

月曜から金曜日まで午前は一般診療を行い、午後は曜日によって予防接種・アレルギー外来・発達外来・脳波外来・児童精神外来・慢性疾患外来・乳児健診など、多種にわたっています。
院外出張も多く、佐久市・南佐久の市町村の学校健診・乳児健診・予防接種に出かけています。また、最近では異常出産(帝王切開など)が増えており、妊娠・出産・育児などを通してのフォローアップ会議を行い、チームでサポートしています。在宅療養児の往診もあり、地域ケア科との連携を深めています。

精神神経科外来・訪問・デイケア

《精神神経科外来・訪問・デイケア》

うつ病や増え続ける認知症などのみでなくストレスにさらされる機会の多い現代においてメンタルヘルスケアはますます重要になっています。私たちは心のケアの専門窓口として気軽にお声をかけていただけるよう心がけています。
またデイケア、訪問看護、外来作業療法などとともに患者様の地域生活を支援する部門として、関係機関と広く連携をとりながらサービスを提供しています。

泌尿器科

《泌尿器科》

泌尿器外来の患者さまは、小児から高齢者まで男女問わず広い年齢層にわたっています。特に様々な合併症をかかえた高齢者などで重症化しています。また独居、老夫婦二人暮らしなど生活環境面、あるいは、身体的、経済的、精神的な問題を抱えている方も少なくありません。私たち看護師は、診療介助にとどまらず、医師の診察終了後一人ひとりの患者様と向き合い、心身や社会的サポートを行うべく、慶長、相談、指導、説明に留意しています。

眼科

 「見ずらい」「目が疲れる」「かゆい・痛い」と眼科外来では、0歳から90歳以上と幅広い年齢層の患者様が、色々な症状で受診します。
 視能訓練士が行う検査もあり、その後、医師の診察になる為、受診時間も長く、患者様も大変です。そんな中、看護師は、診察介助、手術・処置説明など診察後、患者様と向き合い、困っていることなどないか?確認し安心して帰宅できるようにがんばっています。

産婦人科

《産婦人科》

外来の中は、産科と婦人科に分かれており、婦人科疾患及び妊娠の診断までは婦人科で、妊娠と診断されれば産科となります。婦人科の特徴としては、一番恥ずかしい部分の診療ということでスタッフ一同気持ちへの配慮を心がけています。産科は、妊婦健診を主に行っており、他施設で分娩制限する中、当科はすべて受け入れており日々奮闘しています。女性の皆様、勇気をだして婦人科検診におこしください。

ペインクリニック科

《ペインクリニック科》

 当科は慢性の痛みで悩んでいる方、帯状疱疹後の痛み、がん性疼痛の治療など「痛み」の専門外来です。治療を担当しているのは麻酔科医で、月水木土(第2、4、5)の週4日外来を開いています。
 完全予約制ですので、患者様の顔ぶれはあまり大きくかわることはなく、アットホームな雰囲気の中で仕事をしています。痛みの治療に興味のある方、ぜひ一度見学にお越しください。スタッフ一同お待ちしています。