病棟

南病棟

南病棟01

南病棟はH9年に佐久総合病院本館南側に増築された病棟です。診療科は、呼吸器内科、循環器内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、感染症等で定床は50床です。 スタッフは35名(師長、副師長、主任、看護助手含む)、2交代夜勤(一部3交代夜勤者あり)で4人夜勤体制をとっています。
毎年、新入職者、新卒者を対象に職場内集合教育を行っています。その目的は、指導の効率化と、統一された看護ケア・技術の提供と、知識の向上を目指すことにあります。

4月末から5月の土曜日の午後を使い、職場スタッフが講師(呼吸器、循環器、糖尿病、感染症係より選出)となり、デモンストレーション、ロールプレイ等を織り交ぜながら新人看護師や異動入職者への講義、実践指導を行っています。スケジュールは過密で内容も濃厚ですが、集中して講義が受けられることから受講者からは「集中的に指導が受けられる」「講師が職場内の看護師なので実践的な内容で解り易い」「質問をし易い雰囲気」などの好評価を頂いています。看護部目標と職場目標を受け、個々の看護師は自己目標を持ち、目標達成に向け日々努力しています。

3階東病棟

産科では妊娠中から産後まで一人一人の妊産婦さんへのきめ細かい対応を心がけており、助産師による個人指導も行っています。分娩は自然分娩を主体に産婦さんに寄り添い産婦さん自身の産む力を引き出し、安全で満足のいくお産となるようお手伝いしています。小児科とも連携し、必要時には早急な対応を行います。産後は母乳育児への支援を行い、母子が笑顔で元気に新たなスタートを踏み出せるように、スタッフ一同サポートしています。

3階西病棟

3階西病棟

婦人科・耳鼻科・眼科・皮膚科の混合病棟です。外来からの患者用クリニカルパスを活用し、安心して手術を受けていただけるよう術前検査センターや外来部門と連携を取っています。また当病棟には、開放病床5床があり主に耳鼻科開業医が手術を行っています。婦人科領域では、悪性疾患の患者様が70%以上を占めており、緩和ケア認定看護師や医療リンパドレナージセラピストなどが中心となり、チームで患者様の生きる勇気のサポートができればと考えて取り組んでいます。 (看護方式はモジュール型プライマリーナーシング 2交代制 3人夜勤)

4階東病棟

4階東病棟

私たち4階東病棟は、病床数50床、腎臓内科・リウマチ・膠原病棟、整形外科混合病棟です。スタッフは、看護師34人・看護助手1人です。平均年齢29才ととても若く元気のある病棟です。
 当病棟は、末期腎不全の治療は、血液透析・腹膜透析・腎臓移植の3種類の療法選択ができます。院内の中で唯一、移植治療ができる病棟です。都会の病院に行かなくても佐久で移植治療ができることは、患者様にとって意味のあることです。そのため、3種類の治療に対応するためにスタッフの病棟学習は欠かせません。厳しくも楽しい病棟です。

4階西病棟

4階西病棟

階西病棟は、病床数43床の小児科混合病棟です。3~6人部屋のほかに、感染隔離用の二床部屋があります。プレイルームがあり、病室を出られないこどもたちにも貸し出しができるよう、絵本やビデオなども用意しています。
小児科でも治療を受けていく上では苦痛を伴う処置も多く行われます。採血や点滴、手術時には、突然行うのではなく、なぜ必要なのか、どうやって行うのかを、こどもたちに十分説明することで心の準備ができるように心がけています。
また年間を通しての季節行事などは、こどもたちの成長や体験としても大切なものです。入院によって体験できないことが無いよう、毎月様々な行事を行っています。また病棟では保育士が中心に、少しでも緊張が和らぐように、また季節が感じられるようにと、飾りつけを行っています。職員一同、治療、看護に最善を尽くしながら、一日も早い回復を願っています。

5階東病棟

5階東病棟

脳神経外科、形成外科、歯科口腔外科の三科病棟です。障害や麻痺を持った方が多く、介助が沢山ありますが、患者様と回復を喜び合いながら、明るく生き生きと働いています。また積極的に勉強会や手術見学などを通して知識の向上に努めています。業務内容も日々検討され、能率よく時間内に終わることを目標にしています。
 病棟では病棟旅行が恒例行事となっており、今年はグループごとに富士登山、沖縄、温泉、さくらんぼ狩りなど、リフレッシュしています。歓送迎会、忘年会ではコント、漫才、ダンス、楽器演奏など様々なジャンルで完成度の高い出し物が行われます。
 看護スタッフの年齢層も幅広く学校卒業したての新人から還暦後の大先輩まで家族のようにそれぞれの立場で日々奮闘しています。

5階西病棟

5階西病棟

 神経内科・心療内科の病棟です。神経内科では脳梗塞や筋委縮性側索硬化症など神経難病で入院されている方が多く、診断、治療はもとより、機能障害から寝たきりになることによる合併症の予防を行いながら、その人らしい生活が送れるような援助を心掛けています。また、退院に向けて生活指導・退院調整も行っています。心療内科では神経症や摂食障害などで入院されるケースが多く、傾聴を心掛け、安心できる環境の提供に配慮しています。

6階東病棟

6階東病棟

6階東病棟は、消化器外科病棟です。食道から肛門まで、手術を必要とする患者様や、検査入院、術後の疼痛管理目的、終末期の患者様が入院されています。術直後の急性期の看護から退院後の生活指導、患者様の状態に合わせたきめ細かい看護を目指して日々精進しています。
また、ストーマケアやドレーン管理等の専門性の高い看護を提供しています。とても活気溢れる明るい病棟です。

6階西病棟

6階西病棟

 6階西病棟は、呼吸器・乳腺外科、心臓血管外科、消化器外科、泌尿器科の混合病棟です。周手術期(手術とその前後の期間)、化学療法、放射線治療を受ける患者さんに多く対応しています。慢性期、ターミナル期の患者さんに対しては、患者さんの希望が実現できるように他部門(MSW、リハビリ、緩和ケアチーム)と連携をとりながら看護しています。スタッフ一同知識、技術を高め安全で安楽な看護サービスを提供するため日々頑張っています。

7階東病棟

7階東病棟

私たちの病棟は、消化器内科・胃腸科病棟です。
治療目的の為、入退院を繰り返されている患者様に安心して入院生活が送れますよう個々の状態に合わせた最適な看護を提供したいと頑張っています。
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、ラジオ波、TAE(経カテーテル動脈塞栓術)・ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)等、最新の治療を提供しています。入院、検査、治療と忙しい病棟ですが、スタッフ全員で力を合わせて日々の看護、医療に力を注いでいます。

7階西病棟

7階西病棟

 当病棟は血液内科病棟で、病床数39床、スタッフ数は27名です。東信地区に血液内科医が当院の2名しかいないこともあり、佐久地域のみでなく上田方面からの患者様が多く見受けられます。以前は移植を行っていたことがありますが、現在は化学療法や放射線療法を中心とした治療を行っています。
 地域性もあり患者層は比較的高齢化してきており、原疾患のみでなく合併症を持つ方が多く、また社会的にも複雑化してきており、病棟スタッフには様々な知識や対応が必要とされてきています。煩雑な業務の中、スタッフの経験年数には差がありますが、日々の教育や情報交換により、患者様に安全と安心を与えられる看護を目指して努力しています。

成人病棟3階

成人病棟3階

成人3階病棟は回復期のリハビリテーションを行う病棟です(回復期リハビリテーション病棟)。脳梗塞や骨折、肺炎や手術によって安静にしなければならないために起こった筋力低下など、急性期を脱した患者さんがリハビリテーションを行い、安心して在宅に帰れるようにいろいろな職種が関わり支援しています。リハビリはやってもらうものでなく、生活そのものがリハビリであり、患者さんの力も重要です。障害を乗り越えられるように身体的、精神的に患者さんを支えていけたらと考えています。

成人病棟4階

成人病棟4階

成人病棟4階は北に浅間山、東に千曲川が見え療養環境がとても良い病棟です。 整形外科病棟として運動器疾患、外傷などあらゆる整形疾患の受け入れをしています。
約95%の方が手術目的の入院です。急性期からリハビリ段階まで幅広い看護を提供しています。
師長をはじめ看護師は皆明るく、病棟はいつも活気にあふれています。患者様中心の手厚い看護を提供できるように日々努力をしております。

北病棟3階

北病棟3階

北病棟3階は、総合診療科と内科の病棟です。入院患者は、若年から超高齢者と幅広い年齢層です。入院患者の大半が高齢者の方で、脳血管疾患や心不全、肺炎の治療を行っています。急性期から回復期、リハビリ期を経て退院調整を行い、地域や自宅での生活に向けて支援しています。
また、在宅療養患者の後方支援病棟でもあり、慢性疾患の治療や癌ターミナル患者の緩和ケアを行っています。

集中治療室

集中治療室

佐久病院の集中治療室は20床を有し、重症患者、救急、ドクターヘリの初療の場ともなり、東信地域の救命救急センターとしての役割を一手に担っています。約50名の看護スタッフ、専任医師以外に、ほぼ全ての科の医師との協働体制が敷かれ、超急性期、生命の危機的状態にある患者様を24時間365日受け入れています。
ICUの看護師には、様々な疾患に対応した幅の広い知識や、刻々と変化する病態への観察能力など、高い専門技術が求められるとともに、クリティカルな状態に置かれた患者やその家族に対する生活援助や心のケアなども、強く求められています。患者様とその家族の方々が一番苦しい時間を少しでも安心して、そして安全に過ごせるよう支援し、効果的な治療と早期の回復を支えています。

精神科病棟

2階急性期女性病棟、3階急性期男性病棟。平成21年4月より2階・3階あわせて70床一看護単位として、新しい体制でスタートしました。
当科は、県内でも数少ない総合病院の中の有床精神科として受診のしやすさや、身体合併症の治療が可能なことから院内外からの紹介患者も多く受け入れています。 統合失調症、気分障害、神経症を中心に、最近では、認知症の方が増えています。
また複雑な社会背景・人間関係を反映して、人格障害・うつ病の方の入院が増えています。
精神科外来・社会復帰部門や関係部門と連携し、地域移行支援にも力をいれています。 患者様を一人の人間として、病的な側面のみにとらわれず、健康的な側面を見い出し、看護につなげていくことを病棟目標に掲げ、フットワークよく、チームワークを深めて取り組んでいます。
傾聴・受容・共感・支援・支持という精神科看護の基本を常に心にとめて関わるという基本的な姿勢で頑張っていきたいと考えています。