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診療科・部門ご案内
当院グループ薬剤部は、グループ間のみならず他の医療施設間、地域薬剤師会、地域行政などと連携を図り、安全安心・安定した質の高い薬物療法を目指し、日々の業務に取り組んでおります。
医療は高度化・専門分化しておりますが、今日薬剤師業務においても専門・認定制度への対応が求められ、資質向上のための研鑽を欠かすことができません。そこで現在、薬剤師認定・専門の資格取得あるいはそれ以外の資格取得などの薬剤師のキャリア形成にも注力しており、薬剤師教育に関して薬学生教育、卒後教育も含め尽力しております。
地域医療では、患者様の日常生活を考慮することが重要とされるため、かかりつけ薬局(かかりつけ薬剤師)や在宅・介護福祉施設の関係スタッフとの連携を図り、顔の見える関係を大切して業務を行っております。
当院グループ薬剤師は下記の薬剤部理念と5つの行動目標のもと業務を行ってまいります。当院グループ薬剤部の業務に対して、ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
病院薬剤師として、患者さんに寄り添いながら、やりがいのある職場を目指し、チーム医療に貢献します
・佐久総合病院(本院) 薬剤師15名、技術員助手2名
・佐久医療センター 薬剤師31名、技術員助手5名
・小海分院 薬剤師4名
以上の3施設で合計、薬剤師50名、技術員助手7名のスタッフで構成され、365日24時間体制で対応しています。
持参薬とは患者さんが入院時に持ち込まれる普段お使いになっている薬(飲み薬、点眼薬、貼り薬。注射薬など全てのお薬)のことを言います。患者さんに手術や検査を安全に受けていただくために、平成21年11月に持参薬管理室を設置し薬剤師が持参薬の鑑別を行なっています。手術や検査を行う場合、お薬によっては服用を前もって中止する必要のあるもの、あるいは当日も服用してほしいもの等さまざまなケースがあります。適切に安全に行なっていただくうえで、持参薬の情報を正確に把握することはとても重要です。お薬そのものだけでなく薬の袋や説明書、お薬手帳等も大切な情報源となりますので必ずお持ちください。
現在、がんの治療やリウマチの治療は入院せずに外来で注射を行う方法が非常に多くなっています。当院でも通院治療センターにおいてがん化学療法が行なわれており、多くの患者さんが治療を受けています。「快適に安全で安心して治療を受けていただく」ために薬剤師が処方せんのチェック、的確な抗がん剤等の調製、副作用の有無の確認、お薬の説明を行なっています。
手術部では使用方法を熟知していないと危険な、また法的に管理が規定されている多くの薬を使用・所持しています。このため手術部内にサテライト薬局を設置し薬剤師が常駐(2000年から)しています。安全確保と迅速で的確な薬品供給、厳格な薬品管理をするため以下の業務を行なっています。
ICU・HCU・ER部門にサテライト薬局を設置し、3名の薬剤師が常駐しています。手術直後の患者さん、救命救急センターに搬送された患者さんなど、重症で全身集中管理が必要な患者さんに、安全で迅速で的確な薬物療法が行なわれるよう診療支援と薬品供給・管理を行なっています。
知識と技術の研鑚・向上はもちろん医療人としての人間力の向上を目指します。
個人の取り組みと、組織としての取り組みがあります。
どちらも患者さんへの貢献、組織への貢献、社会への貢献がアウトカムであり、そのための支援を薬剤部として行なっています。
また、専門性の追求・発展とともにジェネラリストとしての研鑚も薬剤師の在り方の基本として教育しています。
当院では以下のような資格を持った薬剤師がおり、それぞれの場面で活動しています。
当院には、薬剤師を目指す学生を対象に貸与する奨学金の制度があります。
詳細につきましては、当院人事課へお問い合わせください。
佐久総合病院 人事課
TEL:0267-82-3131(代表)
FAX:0267-82-9638(代表)
Email:jinji@sakuhp.or.jp
・病院・薬局実務実習関東地区調整機構…Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期ともに数名ずつ
・大学直接契約…Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期ともに若干名(要相談)
薬剤師募集につきましてはホームページ求人欄をご覧ください。
詳細は人事課へお問い合わせください。
☆こちらからご覧いただけます。
(件数・枚数/月平均)
本院 | 佐久医療 センター |
小海 分院 |
||
---|---|---|---|---|
外来 処方箋 |
院内 処方 |
608 | 325 | 206 |
院外 処方 |
8,833 | 6,147 | 1,654 | |
院外処方箋 発行率 |
93.60% | 95.00% | 88.90% | |
入院 処方箋 |
3,280 | 7,898 | 946 | |
注射 処方箋 |
外来 | 2,625 | 2,269 | 198 |
(うち抗がん剤) | - | (760) | - | |
入院 | 3,232 | 13,172 | 1,133 | |
(うち抗がん剤) | (3) | (249) | - | |
薬剤管理 |
443 | 517 | 378 |
佐久総合病院 薬剤部
佐久医療センター 薬剤部
小海分院 薬剤部
佐久総合病院グループ(佐久総合病院、佐久医療センター、小海分院)薬剤部では、厚生労働省医政局通知「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」(2010年4月30日付)を踏まえ、プロトコールに基づく薬物治療管理の一環として、調剤上の典型的な変更に伴う問合せを減らし、患者への薬学的ケアの充実および処方医師の負担軽減を図り診療を充実することを目的に「院外処方箋における問合せ簡素化プロトコール」を運用しております。
本プロトコールの運用に当たっては、プロトコールの趣旨や各項目の詳細について充分理解をした上で所定書式に基づき合意のもと行って下さい。
プロトコールはこちら → 院外処方箋における問合せ簡素化プロトコール
▽「院外処方箋における問合せ簡素化プロトコール」に関する問合せ先
佐久総合病院 薬剤部長:0267-82-6499(薬剤部)
佐久医療センター 薬剤部長:0267-88-7174(薬剤部)
小海分院 薬剤部長:0267-78-5535(薬剤部)
〈処方変更に関わる原則〉
・患者に不利益がなく、十分な説明をし同意を得て「同意欄」にチェックをして行ってください。
・佐久総合病院グループ薬剤部 指定書式(処方箋右側)を用い、プロトコールについて「合意欄」にチェックをし、変更内容を記載した処方箋を該当施設の薬剤部にFAX送信して下さい。
・残薬調整に当たっては、残薬が発生した理由も記載してFAX送信して下さい。
・医師に情報提供が必要な場合には、服薬情報提供書(トレーシングレポート)をお願いします。
・処方変更が生じたときは、お薬手帳に常用薬の状況が分かるように記載して下さい。
疑義照会において処方薬が余っている際に、処方薬は継続だが処方上削除される場合、お薬手帳に継続されていることの記載を必ずお願いします。
調剤時に処方されていないが、継続されている場合も同様にお願いします。
(入院時や手術時に把握できていない薬があると治療や診療に影響を及ぼすため)
なお修正した場合はFAXにて必ずご連絡くださるようお願いいたします。
佐久総合病院(本院) 薬剤部 FAX:0267-82-6499
佐久医療センター 薬剤部 FAX:0267-88-7196
小海分院 薬剤部 FAX:0267-92-4770
へお願いいたします。
当科へのご受診(患者様)、また患者様のご紹介(医療関係者の方)については、
以下ご案内ページをご覧ください。
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