検体検査部門:生化学腫瘍マーカー

生化学検査とは

 血液や尿などを材料に、その化学反応を利用して内臓疾患に異常があるかの検査を行っています。

検査の紹介

以下に臓器異常で変化する代表的項目をあげます。
 肝機能検査・・・TP,ALB,AST,ALT,LD,γGTP,Bil,総コレステロール
 心機能検査・・・CK,CK-MB,高感度トロポニンT
 腎機能検査・・・BUN,クレアチニン,eGFR,UA,Ca,IP,電解質
 糖尿病検査・・・血糖,HbA1c,GA(グルコアルブミン)
 メタボ特定健診検査・・・中性脂肪,LDLコレステロール,HDLコレステロール 

その他にFe,AMY,亜鉛など計40項目以上を検査しています。       

 

腫瘍マーカー・ホルモン検査とは

 血液や尿などを材料に、免疫測定法(ECLIA)を利用して検査を行っています。

検査の紹介

腫瘍マーカー・ホルモンを測定する機器です。

腫瘍マーカー検査・・・・CEA,AFP,PIVKAⅡ,SCC,TotalPSA,FreePSA
                           CA15-3,CA19-9,CA125
ホルモン検査・・・・TSH,FT3,FT4,PTH,インスリン,C-ペプチド,NTproBNP    
 

電気泳動法による検査とは

電気泳動パターン

電気泳動法を使った蛋白、酵素、脂質の分析です。
多発性骨髄腫の発見や高脂血症の分類を行なっています。

   蛋白・・・・・蛋白分画、免疫電気泳動
   脂質・・・・・リポ蛋白分画
 

アレルギー検査とは

アレルギー報告書です。

アレルギーを引き起こす原因となる物質をアレルゲンと言います。
アレルゲンには
 吸入性・・・・・・花粉、ハウスダスト、ダニ など
 食餌性・・・・・・卵、牛乳、小麦 など
 その他・・・・・・スズメバチ、ミツバチ、ゼラチン 

などがあり、当院では代表的アレルゲン63種類の検査を行っています。