検体検査部門:血清

血清検査とは

血清検査では主に患者さんから採取した血液を使い、感染症の検査、血中薬物濃度の測定を行っています。

検査の紹介

感染症検査

血中薬物濃度を測定する機械です。

肝炎の検査 ・・・ B型肝炎(HBs-抗原, HBs-抗体, HBe-抗原, HB-e抗体, HBc-抗体)、C型肝炎(HCV-抗体)
梅毒の検査 ・・・ TP-抗体, RPR
その他 ・・・ HIV、HTLV-1など

血中薬物濃度測定

主に感染症検査を行っている機械です。富士レビオ:ルミパルスPrestoⅡ

抗てんかん薬 ・・・ バルプロ酸、フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピンなど
抗菌薬 ・・・ バンコマイシン
喘息薬 ・・・ テオフィリン
免疫抑制剤 ・・・ シクロスポリン、タクロリムス

☆薬物の中には副作用が強かったり、人によって適切な量が違っているなど、投与量の微調整が必要なものがあります。このような薬を使う際などに血中薬物濃度を測定することで安全に、また効果的に薬物治療を行うことができます。