高機能診断センター
CT(Computed Tomography)は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。心臓、大動脈、肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に対して特に有用です。医療センターでは320列CTを使用して従来よりも短時間で精細な画像を撮影します。冠動脈の診断には特に役立ちます。下肢などの血管病変も詳細に診断します。
MRI(Magnetic Resonance Imaging)は強力な磁気の力を利用して臓器や血管などを撮影する検査です。
脳、脊髄、骨、関節、子宮、卵巣、前立腺などの骨盤内臓器、血管などの病変には特に有用です。医療センターでは3T(テスラ)の装置で詳細な画像をもとに診断を行います。
PETとはPositron Emission Tomographyの略称です。ブドウ糖の類似薬剤(18F-FDG)が、ブドウ糖と同じように悪性腫瘍細胞や炎症細胞など代謝の盛んな細胞に取り込まれることを利用して、病巣の位置や広がりを診断します。PET/CTは、PETとCTを組み合わせた装置で、お互いの欠点を補って正確な診断を行います。
主な検査の特徴と検査を受ける際の注意点をまとめましたので、ご利用下さい。
よくある質問にもお答えしています。
佐久医療センターでは、PET/CTによるがん検診を行なっています。
PET/CTは、検査薬を静脈注射して全身を撮影します。所要時間は、待ち時間を含めて3時間程度です。全身のがんをスクリーニングすることのできる検査です。レントゲン検査やCTだけでは見つけることが難しいがんも見つける場合があります。
苦痛の少ない簡単な検査ですが、弱点や検査の注意点があります。詳しくは「PET/CTがん検診」を参考にしてください。
高機能診断センター
関連ページ
佐久総合病院グループ
佐久総合病院
小海分院
小海診療所
人間ドック・健診
研修医・医学生
看護部
関連施設