救命救急センター
救命救急センターは、主に救急車、ドクターヘリ等で救急搬送されてくる重症患者さんを中心に救急科スタッフで対応しています。救急患者さんの初期対応を行うER、救急病棟16床、HCU(ハイケアユニット)20床、ICU(集中治療室)10床で構成されています。ERには、診察室4室(うち感染診療対応1室)、蘇生室4床(うち感染診療対応1床)、経過観察室6床を備え、一度に複数の患者さんの救命処置に対応できるようになっています。ERには救急用CT室が隣接し、同階に手術室・血管造影室を備え、迅速に検査・治療ができるようになっています。
東信地域唯一の救命救急センターとして、「救命対応の必要な重症患者さんを対象とした3次救急医療」と「地域医療機関からの緊急紹介患者さん」を主な対象としています。
また、病院前診療にも取り組んでおり、ドクターヘリとドクターカー運用をしています。
佐久総合病院は、1997年1月に地域災害医療センター(災害拠点病院)に指定されました。病院の分割・再構築を経て、2014年以降は佐久医療センターが指定病院となっています。
災害拠点病院も、たび重なる大災害を経て指定要件が変わってきており、運営体制や施設・設備において、いくつかの条件をクリアしている必要があります。
運営面は簡単にまとめると次のとおりです。
災害発生時の被災地からの傷病者の受け入れ拠点になれる。災害拠点病院間のヘリコプターによる傷病者、医療物資などのピストン輸送を行える。
救命救急センター
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