【外来部門】
身体機能・認知機能の障害やそれによる活動制限など生活機能の障害に関することは何でも相談に乗ります。
歩行障害に対する杖・装具・歩行器など歩行補助具の選定・処方・訓練,嚥下障害の評価・嚥下食指導・訓練などを行います。
高次脳機能障害については、長野県の支援事業拠点病院に指定されているため東信地域全体からの相談を受け付けており,適切な就労・社会参加を目標にした厳密な評価に基づく助言・訓練・他機関との連携などを行っています(相談窓口は医療相談室です)。
地域柄自動車運転再開の希望が多いため,2013年には自動車運転シミュレーターを導入し支援の充実を図っています.身体障害者手帳など障害に関係する書類の相談にも応じます。
【入院部門】
脳卒中急性期の患者さんは,入院翌日から訓練を開始できる体制をとっています(この急性期の部分は主として佐久医療センターで行ないますが,1ヵ月以上の入院が見込まれる方は,途中で本院など他医療機関への転院を検討します)。
地元在住で比較的長期間の入院リハビリテーションが必要な場合は,本院の回復期リハビリテーション病棟(40床)に移っていただき,安心して自宅へ戻れるように365日体制で十分な訓練を実施します(回復期リハビリテーション入院料1,休日加算,充実加算あり)。
他地域の患者さんは,より円滑に自宅へ帰れるように地元の病院でのリハビリテーション継続をお勧めしています。
当院の回復期リハビリテーション病棟では,地域の患者さんであれば高齢者のみならず若年で重度障害を負った方の長期入院リハビリテーションにもある程度対応するよう努力しております。