肛門外科
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診療内容
特色
痔核、裂肛、痔瘻など肛門疾患の診断と治療のほか、排便障害や括約筋不全、便洩れなどに対し肛門機能障害の検査と治療を行います。手術は、内痔核は侵襲の少ないALTA痔核硬化注射療法を主に行い、裂肛は小手術で治療します。痔瘻に対しては、肛門機能を出来るだけ損なわない括約筋保存手術を行うように心掛けています。
診療内容(痔核)
手術は基本的に一泊二日入院で行なっております。
従来の結紮切除術に加え、平成17年に認可された「注射による切らずに治す治療法」(四段階硬化療法)も適応範囲内で積極的に取り入れ、昨年度は長野県下で最多の症例数を経験いたしました。本治療法は術後の疼痛も極めて少なく、術後再発0%、術後合併症3%と結果も良好です。
また、症例によってはPPH(下部直腸粘膜環状切除術)も行なっております。診療内容(裂肛)
痔核同様、手術は一泊二日入院で行なっております。
坐薬、軟膏で症状が改善しない場合、もしくは潰瘍を形成して狭窄をきたしている場合等は手術の適応としております。診療内容(肛門周囲膿瘍および痔瘻)
繰り返す肛門周囲膿瘍は手術が必要となります。 <br />
当院では単純痔瘻、複雑痔瘻とも基本的に一泊二日入院で手術を行なっております。 痔瘻は放置しておくと痔瘻病が発生する場合がありますので、羅病期間の長い痔瘻はご紹介下さい。