リハビリテーション科

特色

 一日平均外来患者数は約20名。事前に地域医療連携室を通じて予約して頂く方が、スムーズに診察できます。義肢・装具の処方・適合判定は水曜日午後に行います。

診療内容(外来)

 一日平均外来患者数は約20名。事前に地域医療連携室を通じて予約して頂く方が、スムーズに診察できます。義肢・装具の処方・適合判定は水曜日午後に行います。

診療内容(入院)

 脳卒中の患者さんは、入院翌日からリハビリテーションが実施できる体制を備えています。脳卒中の患者さん全体の平均入院期間は48日です。比較的長期の リハビリが必要な方で、当地城在住の方は40床の回復期リハビリテーション病棟に移って頂いています。ここでは土曜日・祝日も十分な訓練を実施していま す。全職種参加による定期的なカンファレンスでゴールを検討し、統一した目標に向かって効率の良い機能回復を促します。通常の訓練の他に、ボツリヌス毒素 を用いた痙縮治療も随時行います。リハビリテーション科で受け持つ入院患者さんは約25人です。他地域からいらっしゃた患者さんはなるべく地元の病院でリ ハビリができるように病診連携に心掛けています。

スタッフ

 理学療法士35名、作業療法士18名、言語聴覚士6名、医療ソーシャルワーカーは他科と兼務。

検 査

 電気生理学的検査は毎週木曜に実施、年間約150件。嚥下造影検査約350件、嚥下内視鏡検査約250件。

その他

 長野県高次脳機能障害支援事業の拠点病院となっており、年間数十例の高次脳機能患者さんへの相談を行い、就労・社会参加に向けての助言・訓練・他機関と の連携を行っています。また、普及事業としての講演会を毎年実施しています。佐久太陽会など、患者会との交流も盛んに行っています。また、院内外を問わ ず、研修医教育にも力を入れています。介護老人福祉施設・知的障害者適所授産施設・知的障害者更正援護施設・救護施設などにもスタッフを派遣し、医師の定 期診察を行っています。5人が介護保険介護度認定審査会、2人が障害者自立支援法区分認定審査会の委員を務め、院外の重要な仕事となっています。