放射線科(診断部門)

特色

 診療スタッフは1人で、日本医学放射線学会認定の放射線診断専門医です。診療内容としては、CT・MRIの検査計画立案と読影、核医学検査の読影を行っています。CT・MRI検査では、検査内容に即した方法での検査を行えるように心がけています。

CT検査・MRI検査

 当院にはマルチスライスCT装置が3台(1台は救急外来にあります)、1.5T(テスラー)の高磁場MRI装置が3台稼動しています。

  CT検査やMRI検査で重要なことは、目的に合った方法で検査を行う事です。これはどういう事かというと、CT検査にしてもMRI検査にしても、疑われている病気によって検査の仕方が変ってくるため、患者様それぞれに検査の方法が異なります。ですので、患者様がどのような目的で検査に来られたかによって検査の方法を変え、患者様にとって必要最小限の負担で、最大限の情報が得られるようにしなければなりません。我々は、検査の目的に応じて適切な方法選択するように心がけています。

  また、安全に検査を行う事も重要なことです。例えば、造影検査を行う場合には、検査前に造影剤を使用しても大丈夫な方か、それとも危険な方かを確認する必要があります。MRI検査の場合には、体内や体表に金属性のものがあると事故につながる場合があるため、これらの確認も重要です。

  当科では、患者様により安全でより良い検査を受けて頂くことを常に考えて検査を行っています。

*妊婦さんに対してCT検査やMRI検査を絶対に行ってはいけない訳ではありませんが、検査を行わないほうが良い場合があります。また、授乳中の患者様に造影剤を使用する場合にも注意が必要ですので、妊娠している方、妊娠の可能性のある方、授乳中の方は必ず主治医に申し出て下さい。

核医学検査(RI検査)

現在は当院でのPET検査は出来ない状況ですが、長野PET・画像診断センターと連携をとっています。

その他の各種核医学検査(RI検査)には幅広く対応しております。