2014年3月1日、佐久医療センター開院に伴い、栄養科では、より安心安全な食事の提供を目指して【セントラルキッチン方式】を導入しました。
セントラルキッチン方式とは、1カ所で集中的に調理を行い、複数の施設に料理を配送し、提供するといったシステムです。
昭和22年に全国に先駆けて始められた当院の給食サービス精神を受け継ぎ、多様なニーズに適応できる給食センターへ発展させる
生産食数 |
3,000食/日 |
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生産日数 |
6日/週 |
提供施設数 |
9施設(病院3カ所、介護老人保健施設2か所、院内保育所2か所、職員食堂2か所) |
厚生労働大臣・農林水産大臣の認定する高度化基準に適合し、施設認定を受けております。
食中毒防止や食品の安全性を維持するため、重要なのが食品の温度管理です。セントラルキッチンさくでは、温度監視システムを導入し各部屋、冷蔵庫、冷凍庫の温度を監視しています。
機器の異常が発生した場合、メールなどで速やかに担当者へ通報する機能があり、24時間厨房内の異常を見逃すことがありません。
適時適温+安心なお食事を提供するため調理方式は【クックチルシステム】を導入しております。
クックチルシステムとは、加熱調理した料理を急速冷却し、提供に合わせて再度加熱する調理・保存法のことです。
以下の図は、クックチルシステムの業務フローになります。
セントラルキッチンさくでは、平面図の通り、汚染度に応じて床面を色分けし、出入り口を別に設けています。また、作業ごとに部屋を区切ることで交差汚染を防止しています。
入院中のお食事は治療の一環として提供されるものと考えています。管理栄養士が患者様の病状を把握、栄養士が献立作成、調理師が調理と栄養科職員が一丸となって患者様に適したお食事の提供を目指しております。
入院中のお食事は、大きく分けると「一般食」と「治療食」があります。
一般食とは、特別な制限の無い普通のお食事です。治療食とは病気の治療に必要な制限のあるお食事です。患者様の病状に応じて提供しておりますので、内容によっては食べにくい場合もあるかもしれません。そのような際は、気軽に管理栄養士にご相談ください。
月に1度行事食、お楽しみメニューを提供しています。
※内容につきましては、食材の入荷状況などで変更になることがございます。
毎日のお米は長野県佐久産のコシヒカリを使用しています。味噌は地元業者さんが作る信州みそを使用しています。また、旬の時期には積極的に地元の農林水産物を取り入れるようにしています。
長野県佐久産コシヒカリ
9月 佐久産小鮒の旨煮
現在、新型コロナウイルス感染予防のため当施設への視察・見学は中止しております。
ご理解を頂きますようお願い申し上げます。
見学時間 |
①11:00~15:00 |
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見学内容 |
①の場合 |
見学可能人数 |
5名~20名 (20名を超える際は、ご相談ください) |
備考 |
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