病院祭中止のお知らせと皆さんへのメッセージ


日頃より私たち佐久総合病院グループの活動に、ご理解と温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。


皆さんに残念なお知らせがあります。

私たちは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年の病院祭を中止することにいたしました。

3回目のワクチン接種も進み、何とか3年ぶりの現地開催を目指しましたが、この状況下では断念せざるを得ませんでした。


当院の名誉院長である松島松翠は、「医療は文化活動である」と言いました。

「人間が人間らしく生きるために文化が必要である」というその考えに立てば、健康について考え、病気の予防や治療を行う医療も、広い意味での文化活動です。

特に、佐久病院の理念には「医療および文化活動をつうじ」という文言があり、医療と文化活動は、当院の運営を支える両輪になっています。

そして、私たちにとって文化活動の象徴が、病院祭なのです。


来年は病院祭を開催したいと思います。

これから1年かけて、職員が知恵を出し合い、毎年ご参加くださっている地域の皆さんのご意見も伺いながら、感染状況にかかわらず開催できる病院祭を創りたいと思います。


私たちは、とことん病院祭にこだわっていきたいと思います。

どんな病院祭になるのかまだ分かりませんが、皆さん、来年を楽しみにお待ちください。
 

令和4年4月28日

佐久総合病院統括院長 渡辺 仁

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