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特色
あらゆる年齢層のあらゆる種類の障害に対応できるように努力しています。特に、脳卒中急性期からの介入開始、摂食・嚥下障害や高次脳機能障害への対応、義肢装具療法などを積極的に行なっています。
外来および入院患者さんのリハビリテーションを、医師・看護師・介護福祉士・各療法士(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)・医療ソーシャルワーカー・管理栄養士・薬剤師などによるチームで総合的に、急性期・回復期・生活期に渡って一貫性をもって継続的に支援します。
取り扱っている主な疾患
外来部門
身体機能・認知機能の障害やそれによる活動制限など、生活機能の障害に関することは何でも相談に応じます。歩行障害に対する杖・装具・歩行器など歩行補助具の選定・処方・訓練、嚥下障害の評価・嚥下食指導・訓練などを行います。
高次脳機能障害については、長野県の支援事業拠点病院に指定されているため、東信地域全体からの相談を受け付けており、適切な就労・社会参加を目標にした厳密な評価に基づく助言・訓練・他機関との連携などを行なっています(相談窓口は医療福祉相談室です)。
地域柄自動車運転再開の希望が多いため、2013年から自動車運転シミュレーターを導入し、支援の充実を図っています。
身体障害者手帳など障害に関係する書類の相談にも応じます。
入院部門
脳卒中急性期の患者さんは、入院翌日から訓練を開始できる体制をとっています(この急性期の部分は主として佐久医療センターで行いますが、1カ月以上の入院が見込まれる方は、途中で本院など他医療機関への転院を検討します)。
地元在住で比較的長期間の入院リハビリテーションが必要な場合は、本院の回復期リハビリテーション病棟(48床)に移っていただき、安心して自宅へ戻れるように365日体制で十分な訓練を実施します(回復期リハビリテーション入院料1)。他地域の患者さんは、より円滑に自宅へ帰れるように地元の病院でのリハビリテーション継続をお勧めしています。当院の回復期リハビリテーション病棟では、地域の患者さんであれば、高齢者のみならず若年で重度障害を負った方の長期入院リハビリテーションにも対応するよう努力しております。
その他
介護老人福祉施設・知的障害者更正援護施設・救護施設などにもスタッフを派遣し、当科医師による定期診察を行なっています。