薬剤部

佐久総合病院グループ薬剤部の理念と目標

「患者さんに寄り添える薬剤師を目指します。」

という理念のもと、院内のすべての職種スタッフと、さらに他の医療機関や保険調剤薬局の薬剤師などと連携し、よりよい薬物療法の提供に取り組んでいます。
 

■薬剤部3つの職場目標

①教育:(新人、後輩を育てる。)自分自身の1年後も目標想定し、共に成長できるよう努めます。
②協同:(自ら動いてチーム内の忙しいところをフォローする。)自分の仕事が相手にも繋がっていることを意識します。
③強化:(知識、技術の強化に努める。)自分自身の知識向上だけでなく、院外への見聞を広げていきます。

 

□業務概要   □職員教育・人材育成

□研修・実習受け入れ   □実績   □求人情報

□患者さんへのお願い   □保険薬局の皆さまへ
 

業務概要

■スタッフ

・佐久総合病院(本院)  薬剤師16名+新人2名(令和2年度入職)、技術員助手1名
・佐久医療センター    薬剤師29名、技術員助手3名
・小海分院        薬剤師4名
以上の3施設で合計、薬剤師49名、技術員助手4名のスタッフで構成され、365日24時間体制で対応しています。(2019年度)
 

■業務内容

○中央業務
・調剤室…外来・入院処方箋による調剤。院外処方箋の疑義照会窓口。お薬に関する相談など
・注射調剤…注射薬の個人セット払い出し。
・製剤…中心静脈栄養剤及び化学療法剤の無菌調製。院内特殊製剤の調製。注射薬ミキシングなど
・医薬品情報管理…医薬品の情報収集・管理・提供。院内医薬品集、DIニュースの編集・発行。学習会計画。医薬品マスター管理。薬事委員会運営。薬剤管理業務支援
・TDM…薬物血中濃度測定、解析、診療支援
・医薬品管理…院内医薬品の供給・管理

○サテライト業務
・病棟業務…専任及び担当薬剤師による入院患者さんへの服薬指導および薬学的管理。医師、看護師、他職種と連携し最適な薬物療法の提供
・外来化学療法…外来通院治療センターでがん治療等を受ける患者さんの注射剤の調製と服薬指導。(医療センター)
・持参薬管理室…手術および検査を予定される患者さんの服用薬調査と、中止する必要のある薬の検索。(本院、医療センター)
・サテライト薬局…手術室・ICU(医療センター)にサテライト薬局を設置し、適切な薬剤の提供と安全管理、品質管理
・チーム医療…感染対策、NST、褥瘡、緩和ケア、医療安全管理、クリニカルパス等の各種委員会や糖尿病教室等、各種教育・指導教室への参加

○病棟業務
・各病棟に専任および担当の薬剤師を配置し、他職種と連携し下記の業務を行うことで、最適な薬物療法を入院患者さんに提供しています。
・服薬指導、定時薬の配薬、処方チェック、処方提案、薬物治療モニター、副作用情報の収集、医薬品情報の提供など 

○持参薬管理(本院、医療センター)
持参薬とは患者さんが入院時に持ち込まれる普段お使いになっている薬(飲み薬、点眼薬、貼り薬。注射薬など全てのお薬)のことを言います。患者さんに手術や検査を安全に受けていただくために、平成21年11月に持参薬管理室を設置し薬剤師が持参薬の鑑別を行なっています。手術や検査を行う場合、お薬によっては服用を前もって中止する必要のあるもの、あるいは当日も服用してほしいもの等さまざまなケースがあります。適切に安全に行なっていただくうえで、持参薬の情報を正確に把握することはとても重要です。お薬そのものだけでなく薬の袋や説明書、お薬手帳等も大切な情報源となりますので必ずお持ちください。

○外来がん化学療法
現在、がんの治療やリウマチの治療は入院せずに外来で注射を行う方法が非常に多くなっています。当院でも通院治療センターにおいてがん化学療法がおこなわれており、多くの患者さんが治療を受けています。「快適に安全で安心して治療を受けていただく」ために薬剤師が処方せんのチェック、的確な抗がん剤等の調製、副作用の有無の確認、お薬の説明を行なっています。

○手術部サテライト業務(本院は専任、佐久医療センターは専従)
手術部では使用方法を熟知していないと危険な、また法的に管理が規定されている多くの薬を使用・所持しています。このため手術部内にサテライト薬局を設置し薬剤師が常駐(2000年から)しています。安全確保と迅速で的確な薬品供給、厳格な薬品管理をするため以下の業務を行なっています。
・手術1件(患者さん)ごとの薬品セット
・手術部内全ての薬品管理
・麻酔医・執刀医の指示による注射液の調製
・心臓血管外科手術の薬品セット・注射液の調製(夜間・休日を含め24時間対応)
・硬膜外PCA(自己調整鎮静法)用薬品の調製
・麻薬、向精神薬、麻酔薬、筋弛緩薬の台帳管理

○ICUサテライト業務(佐久医療センター)
ICU・HCU・ER部門にサテライト薬局を設置し、3名の薬剤師が常駐しています。手術直後の患者さん、救命救急センターに搬送され患者さんなど、重症で全身集中管理が必要な患者さんに、安全で迅速で的確な薬物療法が行われるよう診療支援と薬品供給・管理を行なっています。
 

 

職員教育・人材育成

知識と技術の研鑚・向上はもちろん医療人としての人間力の向上を目指します。

○プリセプターシップ
新人に2年目・3年目のスタッフがマンツーマンで教育します。
調剤など日常の中央業務から、病棟・日帰り手術センターでの患者さんへの服薬指導・薬剤管理まで、マンツーマンあるいはグループで課題・模擬指導などを行なっています。
また、プリセプターも新人教育を通して自らの課題・弱点見つけステップアップしていきます。

○プログラム
①調剤研修…4月・5月
②薬品管理・注射調剤研修…6月・7月
③製剤・DI研修…8月・9月
④当直・日直研修…8月・9月
⑤服薬指導(病棟・DS)研修…6月から通年

プリセプターとのミーティングのなかで課題を見出し、評価・研修・最終確認を行います(OSCE)。
 

■各資格の取得

個人の取り組みと、組織としての取り組みがあります。
どちらも患者さんへの貢献、組織への貢献、社会への貢献がアウトカムであり、そのための支援を薬剤部として行なっています。
また、専門性の追求・発展とともにジェネラリストとしての研鑚も薬剤師の在り方の基本として教育しています。
当院では以下のような資格を持った薬剤師がおり、それぞれの場面で活動しています。

○認定・専門薬剤師
・がん専門薬剤師:外来や入院でがんの治療を受けられる患者さんの、お薬の調製や服薬指導、副作用の軽減のための取り組み、痛みのコントロール、精神的支援等を行なっています。
・感染制御認定薬剤師:病院内での感染を防ぐため、薬剤耐性菌の調査や抗菌剤・抗生剤の使用状況を調査分析し、患者さんや職員を院内感染から守っています。
・栄養サポートチーム(NST)専門療法士:医師・看護師・栄養士と連携して入院患者さんの栄養評価、輸液処方支援をしています。
・妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師:外来・入院患者さんの処方支援あるいは医師からの質問等への対応をしています。
・DMAT:阪神淡路大震災、東日本大震災のような災害時に、チームの一員として現地に出動し医療支援活動を行なっています。

○その他
・日本医療薬学会がん指導薬剤師・専門薬剤師
・日本病院薬剤師会がん認定薬剤師
・日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師
・日本病院薬剤師会妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
・日本薬剤師研修センター・日本小児臨床薬理学会小児薬物療法認定薬剤師
・日本腎臓病薬物療法学会腎臓病薬物療法専門薬剤師
・日本臨床薬理学会治験コーディネーター
・日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士
・日本糖尿病療養指導士
・日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師
・日本臨床救急医学会救急認定薬剤師
・日本災害派遣医療チーム
・日本薬剤師会研修センター認定実務実習指導薬剤師
・日本医療薬学会日本医療薬学専門薬剤師
 

研修・実習受け入れ

■日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設

佐久医療センターは、「日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設」に認定されています。研修を希望される方は、必要書類を研修開始希望日の2カ月前までに下記までご提出ください。

○書類送付先
〒384-0301 長野県佐久市臼田197番地
JA長野厚生連 佐久総合病院 薬剤部 統括薬剤部長宛
※封書の表に「がん専門薬剤師研修」と朱書してください。

○提出書類
01_依頼書(様式1) → 様式1ダウンロード
02_申請書(様式2) → 様式2ダウンロード
03_履歴書
04_薬剤師免許証の写し
05_健康診断書

○お問い合わせ先
佐久総合病院佐久医療センター
TEL:0267-62-8181(代表) 薬剤部 三浦 杉山
 

■薬学生実務実習受け入れ施設

・病院・薬局実務実習関東地区調整機構…Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期ともに数名ずつ
・大学直接契約…Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期ともに若干名(要相談)
 

実績

令和元年度実績

                                      (件数・枚数/月平均)

  本院 佐久医療センター 小海分院
外来処方箋 院内処方 492枚 498枚 597枚
院外処方 9,438枚 5,674枚 1,516枚
院外処方箋発行率 95.00% 91.90% 71.70%
入院処方箋 3,159枚 6,973枚 984枚
注射処方箋 外来 2,527枚 2,162枚
(うち抗がん剤) (604枚)
入院 3,272枚 14,029枚 1,380枚
(うち抗がん剤) (5枚) (256枚)
薬剤管理指導算定数 455件 986件 358件

求人情報

令和2年、3年度薬剤師募集につきましてはホームページ求人欄をご覧ください。
詳細は人事課へお問い合わせください。

こちらからご覧いただけます。
 

患者さんへのお願い

受診の際には、お薬手帳、薬剤情報提供書などをお持ちください。
お薬に関してご不明な点がございましたらお気軽に薬剤師にご相談ください。
 

保険薬局の皆さまへ

■院外処方せん問い合わせの件について

2020年4月 佐久総合病院薬剤部

院外処方せんの業務に関して、皆さま方には日頃より大変お世話になっております。
院外処方せん問い合わせにつきまして、以下①~⑦の案件に関しましては佐久総合病院グループの疑義照会電話は必要なく、FAXでの事後連絡でのご対応をお願いしたいと思いますので、ご案内いたします。
院内薬剤部ではそのFAXによって該当する患者さんの電子カルテ内処方画面を修正します。

①残薬調整日数変更(飲み残しがあり日数を減らす場合)
隔日投与コメントが入っている場合で日数を減らす場合
※注:日数を増やす場合は必ず問い合わせを行ってください


②ビスホスホネート製剤(骨粗鬆症薬)
例:朝食後等 → 起床時に変更


③漢方薬の食後投与
(患者さんが食前を希望される場合は問い合わせください)


④患者さんが希望した1包化、コメントが落ちてしまった1包化など薬の1包化


⑤朝と夕の飲み残しの数が違う患者さんの事例
※マグミット(330) 2T 分2 × 30日

 マグミット(330) 1T 分1(朝食後)× 16日分、【残薬14日分のため】
 マグミット(330) 1T 分1(夕食後)× 10日分、【残薬20日分のため】へ日数減らす場合の問い合わせ
 30日分 ➡ マグミット(330) 2T 分2(朝食後、夕食後) × 13日分 と記載のうえFAX対応でお願いいたします。

なお、【朝食後残薬13日分】 17日分の処方が必要な場合マグミット(330) 2T 分2(朝食後、夕食後) × 14日分になり患者さんが1回分多く処方されますが、高い薬で患者さんが納得されないようであれば電話で問い合わせをいただければと思います。
朝、夕の処方日数が違うと処方を分けて登録修正しなければならないのでご理解のほどよろしくお願いいたします。


⑥先発医薬品で成分が同一の銘柄変更
(例:アムロジン錠5mg ⇔ ノルバスク錠5mg)


⑦「ジェネリック 後発医薬品への変更ルール 2018年版」を参考にされている場合
日医工MPI資料「ジェネリック 後発医薬品への変更ルール 2018年版」を参考に規格、剤形、ジェネリックへの変更を疑義照会なしで変更されている事例があるかと思われます。
その中で「一般名処方による調剤(内服薬の場合)」の項目内、「別規格製剤がある場合の処方規格の変更」を、当院脳神経内科の処方に適用する場合につきましては電話での問い合わせをお願いします。

 例:【般】カルボシステイン錠250mg 6錠 ➡ 500mg 3錠
    1日分3で朝昼夕食後
※飲み込みの悪い患者さんに対して大きい錠剤1錠を➡小さい錠剤2錠にしていることが意図的にあるそうです。
 他の科に関しては疑義照会なしのFAXでの対応でよい案件となっております。
 

■佐久総合病院薬剤部からのお願い

疑義照会においてインスリンおよび他の処方薬が余っている場合、削除の連絡がきます。
その時、お薬手帳にインスリンおよび他の薬が継続されていることの記載をお願いいたします。
特に手帳が新しい物に変わる、ページが変わるなどの時は記載していただけると幸いです。
(入院時、前に使っていたお薬手帳を持ち込まず、インスリンが継続されていることが伝わらなく、手術が延期になった事例があるためです。)

なお修正した場合はFAXにて必ずご連絡くださるようお願いいたします。
佐久総合病院(本院) 薬剤部 FAX:0267-82-6499
佐久医療センター   薬剤部 FAX:0267-88-7196
小海分院       薬剤部 FAX:0267-92-4770
へお願いいたします。