血液・化学療法

特色

 白血病、悪性リンパ腫を主体とした造血器悪性腫瘍に対する、治癒を目指した化学療法に積極的に取り組んでいます。また、住民健康診断で指摘された貧血などの一般血液疾患、境界領域としての自己免疫疾患、胚細胞腫瘍等の化学療法に高感受性の悪性腫瘍の治療、各種癌治療に対するセカンド・オピニオンにも対応しています。

診療内容

 60歳以下の急性骨髄性白血病の完全寛解率は82%、3年無病生存率は55%です。また、悪性リンパ腫では全例の3年無病生存率は約60%です。
 人口の高齢化が進んでいる当地城の特徴として、血液疾患や癌患者さんにも高齢の方が多いことがあげられます。高齢者の癌はある意味では老化現象の一つと考える事が可能です。この観点からも、患者さん(家族も含め)の自己決定権、選択権を尊重した医療を基本としています。セカンド・オピニオンにも積極的に関わり、私たちも一緒に悩み、勉強させていただきたいと考えています。