腫瘍内科

  • 診療内容

    特色

    悪性腫瘍に対する化学療法を中心とした治療を行います。患者さんには、可能な限りこれまでの社会生活を送りながら治療を受けていただくことを目標に治療方針を決定します。

    診療内容

     私たちが担当しているのは血液以外の腫瘍に対するお薬を使った治療です。
    これまではマンパワーの関係で消化器がんや原発不明がんの診療を中心とした診療を行なってきましたが、平成27年度からは徐々にそれ以外の腫瘍へ診療の範囲を広げています。
     治療方針は診断や手術、放射線療法などの専門科とキャンサーボードで協議し、それぞれの患者さんにとって最適の治療を選択しています。
     治療中の患者さんにとって一番の悩みである副作用を軽く抑えるために、医師だけではなく看護師や薬剤師が積極的に関わって個々の患者さんに適切な副作用対策を行います。
     臨床試験や治験にも積極的に参加し、新しい薬剤や治療法をいち早く取り入れるように心がけています。

  • 取り扱っている主な疾患

    頭頸部、消化器系、腹膜、原発不明、皮膚、尿路系、婦人科系、脳腫瘍、神経内分泌腫瘍など、固形腫瘍全般

  • 実績

    平成27年度実績(集計期間:平成27年4月1日~平成28年3月31日)

    患者数
     外来初診患者数 391
     新入院患者数 355

    ●DPCデータ                                         (入院患者さんが入院期間全体を通じて治療した傷病のうち、最も「人的・物的医療資源を投入した傷病名」です)

    主要疾患  件数
     食道 52
     大腸 45
      40
     膵臓 30
     肝転移 17
     骨転移 16
     腹膜転移 15
     卵巣・子宮 13
     頭頸部 10
     その他 119
    357

  • 医師紹介

  • 紹介時のお願い

     当科で診療の対象となるのは組織学的に腫瘍と診断されているか、画像上腫瘍が明らかである患者さんです。紹介状の時点で他の診療科が適切な場合は個別にご相談させていただきます。
     何となくがんが心配な場合(これはドックなどのがん検診が適切です)とか検診の2次精検には対応しておりません。検診で腫瘍マーカーが高い場合の精査にも対応しておりません。
     初診の患者さんでは、これまでの経過や画像所見を把握し、患者さんに十分な説明時間を取るために月、火、水曜日の午後と第2、4土曜日に初診外来を設けていますので、そちらでの予約をお願いします。ただし緊急の場合は個別に対応いたしますので、地域医療連携室を通して御連絡ください。