消化器内科

  • 診療内容

    診療内容

    ●消化器疾患全般(消化管、肝、胆、膵)の診断・治療を行います。

    ●日々進化する知識・技術を取り入れながら、高性能機器(超音波、CT、MRI、内視鏡、X線透視)を用いた的確な画像診断、最新の治療(抗がん剤治療や緩和治療を含めて)など、最善の医療を各臓器の専門医の協力のもと提供します。

    ●的確な診断、安全かつ効果的な治療を提供するため、下記カンファレンスの開催や研究会・学会での発表、論文作成などの学術活動を行います。
     ・病棟カンファレンス
      当科入院患者の情報を共有し、レジデントのプレゼンテーション教育を行います。
     ・消化管・肝胆膵キャンサーボード
      がん治療において選択肢が多数ある場合、外科、放射線科とともに相談し、適切な治療方針を決定します。
     ・抄読会
      専門領域が多岐にわたるため、各分野の最新の知見を共有します。
     ・生検カンファレンス
        生検症例について画像読影を行い、病理組織を確認し内視鏡診断レベルの向上を目指します。
     ・術後カンファレンス(消化管、胆肝膵)
      手術症例について、各種画像所見と病理所見の対応を行い、画像読影能力を養います。

    ●研修医教育を効果的に行うため、チューター制度の導入や、カリキュラムの適宜見直しを行いながら、個別化指導を目指している。

  • 取り扱っている主な疾患

    ●消化管

    早期および進行がん(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、炎症性腸疾患

    ●肝

    急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、食道・胃静脈瘤、がん

    ●胆膵

    急性胆管炎、急性膵炎、慢性膵炎、がん(胆管、胆嚢、膵、十二指腸乳頭部)

  • 実績

    平成27年度実績(集計期間:平成27年4月1日~平成28年3月31日)

    患者数
     外来初診患者数 3,624
     新入院患者数 1,250

    ●検査件数

    ●ESD:62件(胃:30件、大腸:32件)
    ●EMR、ポリペクトミー:753件(胃:6件、小腸:4件、大腸:743件)
    ●ステント留置:49件(食道:15件、胃:7件、十二指腸:4件、大腸:23件)
    胃瘻造設:54件
    ●EIS、EVL:75件
    ●消化管EUS:104件(うちFNA:10件)
    ●胆膵EUS:517件(うちFNA:28件、経消化管的胆管ドレナージ術:8件、膵仮性嚢胞ドレナージ:2件)
    ●ERCP:373件
    ●IVR:174件
    ●ラジオ波焼灼術:40件

    ●DPCデータ                                         (入院患者さんが入院期間全体を通じて治療した傷病のうち、最も「人的・物的医療資源を投入した傷病名」です)

    主要疾患  件数
     肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 181
     胆管(肝内外)結石、胆管炎 169
     膵臓、脾臓の腫瘍 106
     胃の悪性腫瘍 77
     胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 69
     食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 65
     肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 57
     食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 56
     穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 54
     結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 49
     その他 418
    1,301

  • 医師紹介

  • 紹介時のお願い

    ・抗血小板剤や抗凝固剤を含めた内服薬や、腹部手術歴・再建法などの情報とともに、各種画像情報のCDR作成をお願いいたします。
    ・紹介後の精査、治療が一段落した場合、その後のフォローをお願いすることがありますので、ご協力をお願いいたします。