産科
-
診療内容
特色
産婦人科は、地域周産期母子医療センターである周産期センター機能と地域の分娩施設としての機能、地域がん拠点病院の機能と一般婦人科診療の機能をあわせた診療を行ないます。婦人科検診はこれまでのようには行なえないものの地域の女性のために継続します。
診療内容
産科は、地域周産期母子医療センターとして周産期センターを併設し診療を行っています(周産期センターに関しては別に紹介あり)。
また産科では、これまで佐久総合病院で行ってきた地域の分娩施設としての、正常分娩も受け入れています。
問題を抱えた異常妊娠・異常分娩にも対応しながら、自然な妊娠出産も支援しています。
いわば以前佐久病院が行っていた「2足のわらじ」を行っています。
臼田の佐久総合病院には産科の機能も婦人科の機能も継続できませんでしたので、当センターでその機能を受け継いでいます。
外来診療(妊婦健診)から、妊婦さんの特徴や悩み、問題を共有し、妊娠経過をより安全に導き、入院出産へと継続しています。
退院後も1か月健診に限らず地域の行政や保健師と連携して産後の支援につなげています。
平成25年度の総分娩数は780例、うち帝王切開163例(20.9%)で全国的にみれば比較的低率です。
医学的必要性のない限り骨盤位や帝王切開後の分娩、双胎分娩も自然分娩を基本としています。
小児科との連携は密接で、帝王切開・骨盤位等異常分娩時の立ち会い・低出生体重児・早産児等の管理・正常新生児の回診も小児科医が担当しています。
合併症を有するハイリスク妊娠は、関連各科と密に連絡をとり、慎重に管理しています。
帝王切開時の麻酔は麻酔科医が担当し、麻酔科と手術室スタッフの協力により、緊急時も迅速な対応が可能です。
また助産師による妊婦への個人指導を充実させ、妊産婦の援助に努めています。
両親学級を行い、夫立ち会い分娩(希望者)も行っています。尚、お産後の1週間検診を行っています。
さらに骨盤ケアやマタニティヨガも行い(不定期開催)、妊婦さんの健康管理に努めています。