脳神経外科
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診療内容
■脳卒中
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中診療を行なっています。脳卒中につきまして、詳しくは脳卒中・循環器病センターの脳卒中部門をご参照ください。
■頭部外傷
必要時に迅速に緊急手術を施行するとともに、複合外傷に対しては他科と協力し、集中治療室にて集学的に治療を施行します。
■脳腫瘍
脳原発の悪性脳腫瘍や転移性脳腫瘍の手術、放射線、化学療法や髄膜腫、聴神経腫瘍などの良性腫瘍の手術治療などを行なっております。
手術時にはナビゲーションシステムや超音波エコーを用いての正確な脳腫瘍摘出を目指し、必要に応じて神経モニタリングを併用し、手術後の神経麻痺を生じないように努めております。また、悪性脳腫瘍の摘出に際しては、5-ALAを用いた術中蛍光診断も併用して摘出率の向上を目指しています。また、積極的に頭蓋底外科手術を用いた摘出率の向上も目指しています。
特に下垂体腫瘍につきましては、毎月の第3水曜日の午後に群馬大学脳神経外科准教授の登坂先生に来ていただき、「脳下垂体外来」を行なっております。手術が必要な場合は登坂先生の協力のもと内視鏡的脳下垂体腫瘍摘出術を施行しています。
■その他
顔面けいれん、三叉神経痛に対する神経血管減圧術を行なっています。
なお、偶数月の第4金曜日の午後は、パーキンソン病、本態性振戦、難治性疼痛に対する外科治療経験が豊富な平戸先生の外来診察があります。