ご挨拶
佐久医療センターの臨床検査科は、検体検査・生理検査・病理検査の3部門に別れ、年間約180万件の検査を行っています。
検体検査部門では、1階の外来採血室から2階の検査室まで自動搬送機(ダムウエーダー)を使い、検体を搬送する方式を採用、各病棟からはエアシューターを利用し検体を送る方式を採用するなど省力化を図りました。また、各種の自動分析装置を導入するなど検査の効率化も進めています。「MMP-3」「抗CCP抗体」(リウマチの検査)、「total P1NP」(骨粗鬆症の検査)などの新しい検査項目の導入にも積極的に取り組んでいます。
生理検査部門では心電図や呼吸機能検査、各種超音波検査などの他に、心臓の病気で治療された患者様の適正な運動リハビリのために、患者様個々にあった運動の強さを決めるための検査として「心肺運動負荷試験(CPX)」を行っています。また、睡眠時無呼吸の検査として、自宅で検査を行える携帯型の装置を利用した「終夜睡眠ポリグラフィー」などの検査も行っています。
病理検査部門では手術で摘出された組織の顕微鏡による検査(組織検査)や患者様から採取された細胞の検査(細胞診)などを病理専門医と協力して行っています。また今後、遺伝子の検査にも取り組んでいく予定です。
検査科全体としては、各種団体の主催する検査精度管理事業に積極的に参加し、検査精度の保持に努めています。また、臨床細胞検査士・超音波検査士・認定輸血検査士・認定臨床微生物検査士など各種専門技師の資格取得を進め、検査の専門性を高める努力も行っています。
受診について
佐久医療センターは紹介型・
予約制の病院です。
ご本人ではなく、かかりつけ医を通じ、事前に紹介状を送ってください。
診療日
- 平日 8:30~17:00
休診日
土曜日・日曜日・祝日・年末年始